– P&IDのインテリジェント化 –
AI技術を活用し、P&ID図面をアプロードするだけで、即時にインテリジェント
P&IDに変換され、バルブ開閉操作や流体経路可視化が可能......

- P&IDのインテリジェント化は、AI技術を用いて、従来の単なる「絵」や「線画」であったP&ID図面(非インテリジェント)」をデジタル化し、さらにP&ID図面に含まれる機器、配管、バルブ、計装などのプロセス設備に関する属性や機器間の接続情報(トポロジー)を内蔵しデータベースとリンクして、インテリジェントP&IDを生成することである。
- 従来の非インテリジェントP&IDは、主に2DのCAD図面、PDFや画像ファイルとして保存され、情報が「絵として存在する」だけで、「どの設備なのか」「どのラインとつながっているのか」「どのような仕様なのか」といった詳細な情報を持たないため、プラントDXへの活用ができない。
AIを活用した従来のP&IDをインテリジェントP&IDに生成することで、以下のように活用することが可能である。
▸保安DX/保安認定支援
HAZOP・FTA・LOPA・SILなどの安全解析に関する保安DXに活用、長期的な保安レベルの維持・向上及び運営コスト削減のための保安認定を支援
▸バルブパターン作成支援
バッチプロセスの計装設計において、バルブをクリックするだけでバルブの開/閉状態を設定しバルブパターンリストを生成する。さらに各運転ステップの流体経路競合チェックと可視化、インターロック競合検証が可能
▸アイソレーション自動立案
P&ID上にアイソレーションポイント自動選定と仕切板マーク自動挿入、アイソレーションリスト自動生成、施錠すべきの設備に対してクリックだけで施錠マーク自動挿入、アイソレーション完全性チェック、アイソレーションイメージの安全作業許可書(PTW)への貼り付け、安全作業許可書の自動作成と出力、作業時の誤操作注意ポイントやトラブル事例の提示による注意喚起、アイソレーション台帳管理
▸設計支援
過去P&ID図面の流用やプラントの典型構成のテンプレート化、旧版P&IDとの自動差分抽出、タグ重複・接続ミス・属性欠落などの自動検出によるP&ID整合性チェック、変更点の自動ハイライト、設計中で流体経路の探索可能、機器や配管リスト自動生成
▸保全支援
設備台帳・保全履歴・点検記録をタグ単位でP&ID上にリンク、前回保全履歴や故障傾向を図面上で参照可能、設計・運転・保全部門間での変更内容共有、他システムCMMSやEAMとの連携
▸運転支援
運転条件(弁開閉、ポンプ稼働)に応じて、リアルタイムに系統状態を可視化、異常時に影響範囲を即時特定可能、DCS/SCADAデータをP&ID上に重ね表示、図面ベースでの運転モニタリングが実現、スタートアップ・シャットダウン手順をP&ID上に重ね表示、操作順序・注意事項をナビゲーション形式で支援、操作ミス防止・教育訓練に活用
▸教育・ナレッジ継承支援
P&ID上でバルブ操作→流れ変化を可視化するインタラクティブ教材として操作教育に活用、P&ID上に「トラブル履歴」や「対応策メモ」をピン留め表示によるトラブル共有、タグやライン番号から過去事例を自然言語検索でナレッジ継承
▸IoT・リアルタイム監視との統合
実測値やアラーム情報をタグと紐づけてP&ID上で可視化
▸プラントDX支援
プラントDXの中核となるデータ基盤を構築、P&IDと3Dモデルとのリンク、既存設備のデジタルツイン構築に再利用
